行ってきました！念願の屋久島へ
行ってきました！屋久島 一人旅
今回の屋久島旅行は、私にとって3度目の挑戦でした
1度目は、鹿児島まで着いたものの、台風で屋久島便は飛行機も、船も欠航
2度目は、コロナで県外へ、出れなくなって…
けれど諦めてきれなくて、今回はハウさんのお世話になる事にしました
今回のルートは、名古屋小牧空港から福岡経由で屋久島へ。そして、一人旅です
1日目
出発の日はあいにくのお天気で、飛行機の遅延から始まりました
福岡空港では、風の影響で、予定の時間より、30分過ぎても着陸できず、
乗り継ぎが1時間しかなく、不安が募りハウさんへ連絡すると、「乗り継ぎ便も遅れていますから、大丈夫です」との事。
「最悪、新幹線〇〇時で、フェリー〇〇時です！福岡泊まりならホテル空いてますよ！」
神様！ハウさま！
結果、無事乗り継ぎできたのですが、不安な中、本当に安心できました
お天気は回復して、桜島を観ながら、無事念願の屋久島に到着です
今日のお宿は「つわんこさん」
女将さんとご主人様が出迎えてくださいました
玄関からは安房港が一望できるロケーションです
明日はいよいよ、旅の目的、宮之浦縦走です
今回は、観光協会でご紹介頂いたガイドさんと、ご一緒させて頂く事になりました。
ワクワク半分、歩ききれるか不安半分。
早く寝たいと思います
２日目
朝5時、ガイドさんのお迎えで、淀川登山口まで
登山口で軽く朝食を頂き、6:30いよいよ出発です
寝袋や携行食、登山装備の入った10kgのザックをお供に山頂を目指します
今日の行程は、淀川登山口〜淀川小屋〜花之江河〜安房岳〜栗生岳〜宮之浦岳〜新高塚小屋で宿泊予定
淀川登山口から入るとすぐ世界遺産の森です
美しい森です
前日の雨で、森が抱えきれない水が溢れ、足元を流れていますが花崗岩の為、とても澄んでいました
いたる所に巨木が現れ、のぞむ山々は緑豊かでとても美しい森
ガイドさんのおかげで、精神的な不安なく、ゆっくりゆったり
山のお話を伺いながら、12:30山頂登頂！
山頂は、360°雲海に囲まれ、流れる雲、雲から見え隠れする周りの山々、絶景でした！
宮之浦岳から下山していく道の途中は、シャクナゲの群生地だそうで、後2週間もすれば満開だそうです
昼間晴れていたお天気も、午後から雲が出てきました。夜中から雨の予報です
16:00頃避難小屋に着きましたが、海からあがる雲の水分が木々の葉に溜まり、ポタポタと落ちる程でした。
新高塚小屋は、避難小屋です。あるのはトイレと水場だけ
皆、各々テントをはったり、小屋で休んだり
私達は、雨に備えて避難小屋で休む事にしましたが、着いたのが遅かったので、小屋は一杯でした
運良く、道中声をかけて下さったグループの方が、場所を譲ってくださり、安心して休む事が出来ました
夕飯は、ガイドさんが温めてくださったカレーでホッと一息
自信無かったけれど、ケガなくここまでこれてホッとしました
明日は、お天気が良ければ5時出発で縄文杉へ向かいます。お天気が悪ければ、ゆっくり。
明日に備えて、ストレッチ、サプリメントを忘れないで、8時頃シュラフに入りました
３日目
新高塚小屋〜高塚小屋〜縄文杉〜大王杉〜ウィルソン株〜トロッコ道〜太鼓岩〜白谷雲水峡へ下山予定です
朝、小雨ですが、まだ止まないので、朝焼けの縄文杉は断念
6時、ゆっくりスタートです
1時間程でした
パッと開けたと思ったら縄文杉です
雨は止みましたが、霧がかかっていました
けれどその静かな佇まいは、とても神々しく…憧れて、会いたくてここまできたんだと、感無量でした
ここからは、逆ルートから登ってみえる縄文杉までの日帰りツアーの方達と、上手にすれ違えるように、少し早足で、大王杉、ウィルソン株へ向かいます。
世界遺産の森とはここでお別れです。
ウィルソン株を降り、トロッコ道を進む途中お天気が良くなってきました。さぁ、もののけの森へ！
トロッコ道の途中から、峠を越える事にしました
峠道は、江戸時代に積まれた石の階段が続きます。屋久杉は江戸時代から年貢として切り出されていたそうです。
峠でお昼を頂き、1時太鼓岩到着。薮の向こうに、もののけの世界が広がります！
思ったより雲が多く、昨日登頂した宮之浦岳が隠れていたので残念がっていたら、奇跡です！
雲が晴れて一瞬宮之浦岳が姿を現しました！
あんな遠くから、歩いてきたんだなと、爽快な達成感です！
その後は苔の森を抜けて、白川雲水峡を下山。
今回の縦走完走です。歩ききれた安心感は大きかったのですが、とにかくこの山々から出てしまった寂しさが凄すぎて…自分でもびっくりです。もう一度登りたいとすぐに心が決まりました。
2日間お世話になったガイドさんともお別れです。一生忘れられない思い出をサポートしてくださったお礼をしました。
本当にありがとうございました
宿に戻ると、女将さんが「おかえりなさい」と迎えてくださいました
夕飯の後には、宿泊のお客様と、宿のご主人に混ぜて頂いて、三岳を飲みながら屋久島談義に花が咲きました
４日目
5時、朝早く出かける方々の音で目が覚めたので、朝焼けをみることにしました
宿から見下ろす安房湾は屋久島の真東になります
お庭のポーチで座っていると、女将さんがコーヒーを出してくださいました
この日は寒かったので、とてもありがたかったです
昨晩お話をさせて頂いた方とおしゃべりしながら朝焼けを待ちましたが、あいにくの曇り空。
それでも清々しい朝です
今日はお昼の便で帰途につきます
朝ご飯をゆっくり頂いて、女将さん達とお別れです。
４日間温かく受け入れて頂き、とてもリラックスして過ごす事が出来ました。本当にありがとうございました！
帰り道、町立屋久島自然館を覗いていく事にしました
自然館は、屋久杉を中心に、関わる産業や歴史などが展示してあったのですが、一昨年、雪の重みで折れた縄文杉の枝を発見！枝だけで1000年の寿命があるそうです！
縄文杉の実物サイズのタペストリーにびっくりしたり、思ったより面白く見学できました。
自然館からバスを乗り換え空港へ
今日はフライトも順調そうです帰りたくないけど、帰りますか
おまけ：下山後、宮之浦港で、プリンセス号に会ったんですよ♪
★今回の旅では、ハウさんはじめ、地元の方皆さんが本当に親切で、この旅を温かいものにしてくださいました。一人旅、最高！
また、行きたいな〰
担当より
臨場感あふれるレポート、美しい写真の数々ありがとございました！
神々しい景色に感動しました。このハードな行程を荷物を担いで歩き切った、今までの努力をおもいます
屋久島3度のチャレンジで無事到着できて、本当に良かった！
初日は、ずっとフライトレーダーとにらめっこしてました
一時は、福岡のホテル予約しようかと思いました（笑）
世界自然遺産・屋久島は、「島から呼ばれた人しかいけない」と言われます
今回がそのタイミングだったのですね。よかった！
念願叶ったお手伝いが出来て本当にうれしいです
ありがとうございました！
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